ブラックボブがゆく

なんちゃってライダーのオヤジ日記

出石観光ツーリング

大阪からお手頃の距離、下道はなかなか気持ちよく、リーズナブルとあって、出石にはけっこう行ってるのだが、いっつも「そば」食って、「ソフト」食べて、帰るだけ。いまだかつて観光なるものをしたことがない。今回も同じ行動を取ろうとすると、母ちゃんからものすご〜いケベ目で見られた。で、せっかくだからちらっと観光することに。めんどくさいけど…

まずはそば食わなはじまらないでしょ、ということでいつもの蕎麦屋へ入るが、よくよく考えてみれば、ここって皿そばしかないのよね〜。座って、即「20枚!」って応えたけど、メニューを開こうとしていた母ちゃんはいきなり不機嫌に。曰く「温かいの、ないの?」「んなもんあるかいな」「天ぷらないの?」「ない!」「なんでいっぺんに20皿も頼むん!伸びへんの!」

だんだん口調がきつくなる。KYな僕もさすがに「やばい」と、シュン太郎になる。回りを見渡せば、なにやら斜め後ろのデブの様子がおかしい。いまにも吐きそうって感じで、それがまた母ちゃん側からはよく見える。「1時間で50皿食べれば1年間タダ」にチャレンジしているようなのだが、あと3皿で手が動かない。「身体に悪いから、もうやめたほうがいいですよ」との店主の言葉に、「店側に迷惑をかけるようなことはしませんので!」とデブ。ゲゲゲ。ますます母ちゃんの顔色が悪くなってくる。どうでもいいから早よ帰ってくれと念じていたら、そばが来た。

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どど〜んと20皿!それにしてもなんでいつも同じところばかりで食っているのだろう。母ちゃんのご指摘のように、他のところでもいいでもないか、とあれこれ思考をめぐらせながらそばを食う。こんだけ蕎麦屋があるのだから、次こそは他の蕎麦屋にいくぞ〜!

で、ご機嫌直していただくために、出石観光へ出陣。

まずは、出石城址でしょ。階段はめんどくさいが、入場料タダがよろし。

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で、帰ろうとすると、またまたケベ目が飛んできた。出石城址だけでは満足していただけないような。仕方ないので、行きたくもない町中散策へ。と、いろいろあるんですね〜。老中の屋敷は入館料100円。だれ〜も来ないのか、受付のおばちゃんが一生懸命説明してくれた。大名行列時の展示物が置かれていて、なかなかよろし。

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町を練り歩けばなかなか風情があるではないか。さすがは丹波の小京都と言われただけのことがある。桂小五郎の隠れ屋跡地なる石碑もあるようだが、こんなもん全国になんぼでもあるでしょと思いつつパシャリ。

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いろいろと散策しての感想。

どうでもいいけど、終わるのが早い。4時にはほとんどの店が片付けをしている。これでは、みんな蕎麦食って即帰るわな。

蕎麦以外に特筆するものがない。風情はあるものの、活かしきれていない。これでは、みんな蕎麦食って即帰るわな。

結論。

次も蕎麦だけでいいや。