東吉野村ツーリング
ご近所ハレ友の夢ちゃんの誘いで、東吉野村に行ってきた。距離にして往復200キロほどなので、出発時間は遅めの午前8時。阪神高速松原線から西名阪を経て針インターまで、約1時間。渋滞もなくなかなか気持ちのいい道だ。
最初は、大山でもいかが?とお伺いをたてたが、一昨年にごっつい事故をした夢ちゃん。長時間だと古傷が痛むという。東吉野は夢ちゃん得意の場所。先導をお願いしたものの、166号線をはずれ、ドンドコドンドコ、山道を走る。おっさん、いったいどこ行くねん。俺、林道いややど〜!俺たちカーナビないど〜!ここで携帯の電波入るんか〜!などと、いつものようにヘルメット中で一人喚きながら走る。
で、着いたところが、丹生川上神社。ほとんど、人もおらず、フィトンチットいっぱいで、なかなかええところや〜ん。と、さきほどのぼやきからすぐに切り替わるのが僕のいいところだ。
当初の予定では、東吉野村にある夢ちゃん所有のボロ家の様子を見て、松阪へ焼鳥を食べに行こうと言うことになっていたが、時はすでに11時。夢ちゃんはおっさんのくせによ〜しゃぺるからなかなか前に進まない。腹が減る。どう見ても飯屋などありそうにない。下界に降りねば、コンビニもなさそう。
「飯食うとこないん?」「あるよ」
それならそうと早く行ってよ、と連れて来られたのが、小学校。
築100年の廃校を活用し、キャンプ場やレストラン、温泉などを運営しているらしい。
鮎の塩焼き付きのふるさと定食は1350円。激うまとは言えないが、小学校の食堂で食べているみたいでなかなか面白い。
東吉野村は、最後の日本オオカミが発見されたところで、その剥製は大英博物館に展示されているというものすご〜いところ。いわゆる人里離れた山奥なのだが、道は整備されており、ハーレーでも走りよい。
夢ちゃんは、何度か来ているようなのだが、「七滝八壷」という滝に行きたいらしく、受付のおばちゃんにマシンガントークをかましている。
少し道は細いが、車なら10分もかからんらしい。ほな、行きましょうや。(つづく)