はじめてのインチ工具
ワイルド感を出したくって、ノーマル時のエイプハンドルから替えたインディアンのロボハン。確かにかっこいいんだけど、やや腕が突っ張る感じだったもんで、Dラーに相談しました。「ちょっと、短すぎたかな…。やっぱエイプに戻そうと思うやけど」
すると、取付の角度を替えれば手前になることを知る!
早く言ってよね。ヤフオク見すぎて、お目目が痛いではないの。
Dラーでやってもらおうかとも考えましたが、たかがネジを少し緩めて、締め直すだけで、工賃1時間1万円プラス消費税はあまりにも痛すぎます。
そこで、自分でやることを決意。で、さっそくチャレンジするものの、車載用のL型レンチでは、固い、固すぎる。ビクともしません。
で、買って参りました、インチ工具。今回は、ハンドルのネジを緩めるだけでいいので、お店の人に相談して選んだのが、フレックスハンドル235mmとヘックスビットソケットセット。〆て2,560円也。
やあ、やっぱり世の中、道具ですね。力もかけずに一発で緩まりました。なんか楽しくなってきます。こんなことなら、お店の人に勧められた「ハーレー専用工具セット」(1万3,000円)を買えばよかったよ、とか思っちゃったりします。
カスタムって楽しいな、とか鼻歌まじりにガチャガチャやっていると、あっという間に完成。角度が微妙に変わっただけですが、乗り味はものすご〜く変わったような気がします。さっそく試運転してみましょう。
車庫からバイクを出して、エンジンをかけようとしたところ、なんか変な感じです。
そ〜なんです。ハンドルがむっちゃ左に寄っているのです。お、お〜!オレのハーレーは左ハンドルだったのか〜〜〜(泣)
ネジを緩めて角度だけを替えたつもりが、左にズレていたのですね。
だいたい小学生の頃から、工作が大の苦手で、文鎮は半紙を押さえてくれず、椅子は座れずと、まともなものを作ったことがありません。まして、だんだん細かいものが見えづらく、ドライバーも手探りじゃあないと、ネジ穴に収まりません。
けっこう、挫けてしまいますが、いくら外車といえでも、このまま左ハンドルではいかんでしょ。
カスタムってほんと、めんどくさいわ〜。